PON PON

シロクマが見れます・・・・・名古屋市美術館で9月18日より開催予定です。

愛知県に緊急事態宣言が発令された場合には観覧方法等の変更もございますので名古屋市美術館ホームページ等で確認をお願い致します。

 

 

 

日本初、
フランスの彫刻家フランソワ・ポンポン
(François Pompon,1855-1933)の回顧展を開催いたします。

本展は、ポンポン初期の作品から1922年のサロンで大絶賛を受けた代表作≪シロクマ≫を生み出し、名声を確立していくまでの 彼の作品と生涯の魅力に迫ります。
当展覧会は、ポンポンの本国フランスからの特別出品として、ポンポンが建築と彫刻の基礎を学んだ美術学校があり、ポンポン最大の支援者であったディジョン市のディジョン美術館、出生地ソーリューにあるフランソワ・ポンポン美術館、パリのオルセー美術館、そして国内でまとまった数のコレクションをもつ群馬県立館林美術館の約90点の作品で構成、彼の制作の全貌をたどる日本初の回顧展です。
オルセー美術館にある実物大の巨大 彫刻≪シロクマ≫を作り、その他多くの動物をモデルに彫刻を生み出した フランソワ・ポンポンは、20世紀初頭のアール・デコ期に人気を博した動物彫刻家です。

彼の作品の特徴は、鳩や猫、犬など身近な動物から豚や牛など農場でみる家畜、キリンやヒグマ、シロクマなど動物園でみることが多い 異国の動物まで、その生態を詳しく観察し、極限まで細部をそぎ落としシンプルでなめらかな造形にした点です。

大部分の作品が18cmから28cmと比較的小型で愛らしさ を兼ね備えています。ユーモラスなオラン・ウータンの表情、茶目っ気のあるペリカン、太陽の下であくびをするカバなど、幸福さをたたえたポンポンの彫刻は生きる喜び を体現していて見る人に幸せな気持ちと微笑みをもたらします。

展覧会名
フランソワ・ポンポン展
会期
2021年9月18日(土)~11月14日(日)
開館時間
午前9時30分~午後5時(金曜日は午後8時まで)
※いずれも入場は閉館の30分前まで
休館日
毎週月曜日(9月20日(月・祝)は開館)、9月21日(火)
主催
名古屋市美術館、中京テレビ放送
後援
名古屋市立小中学校長会
協力
群馬県立館林美術館
企画協力
美術デザイン研究所

観覧料

区分 当日券 前売券
一般 1,600円 1,400円
高校・大学生 1,000円 800円
中学生以下 無料 無料

*音声ガイド:貸出料金お1人様1台600円

  • チケットぴあ【Pコード685-707】、ローソンチケット【Lコード42588】、セブンチケット【セブンコード090-003】、イープラス、楽天チケット、主なコンビニエンスストアなどでお求めいただけます。(障害者等割引券はチケットぴあのみ)[前売券販売期間7月17日(土)~9月17日(金)]
  • 障害のある方、難病患者の方は、手帳または受給者証の提示により本人と付添者2名まで、当日料金の半額でご覧いただけます。
  • 名古屋市交通局発行の「ドニチエコきっぷ」「一日乗車券」を当日利用して来館された方は100円割引。
  • 「名古屋市美術館常設展定期観覧券」の提示で当日料金から200円割引。
  • いずれも他の割引との併用はできません。
  • 同時に多くの方が入場することを避けるため、団体割引は行いません。
  • 「フランソワ・ポンポン展」の観覧券で常設展もご覧いただけます。

ご来館のみなさまへ

  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、本展の会期や内容に変更が生じる可能性があります。最新情報は本サイトでご確認ください。
  • マスクの着用、検温と手指消毒等にご協力ください。マスクの着用がない方、また37.5℃以上の発熱、咳、くしゃみなどの症状がある方は入館をご遠慮ください。館内で感染発生が確認された場合には本サイトで注意喚起を行います。チケットの半券は来館後2週間程度保管いただき、ご来館日時の記録をお願いいたします。
  • 会場の混雑状況によっては、入場を制限する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

動物彫刻の代表作家“ポンポン”待望の日本初回顧展!!

シンプルで丸みをおびた形がなんとも愛らしい動物たち。

今から100年ほど前に、魅力的な動物彫刻の数々を生み出したのは、《考える人》で有名なロダンのアトリエで工房長をつとめたこともあるフランスの彫刻家、フランソワ・ポンポン(1855-1933)です。

ポンポンは入念な観察にもとづいて、動物の体つきや動きの核心をつかみ、形を磨き上げることでその魅力をひき出しました。

そんなポンポンの作品が約90点、オルセー美術館などフランスの美術館や群馬県立館林美術館からやってきます。

本展覧会は、《シロクマ》や《大黒豹》などの代表作をはじめ幅広い作品を紹介し、その生涯と作風の変遷をたどる、ポンポンの日本初の回顧展です。