本日は籔内佐斗司氏のSNSより・・・・・・・・
もう60年以上も前のことですが、大阪府堺市に住んでいた私は、毎年秋になると祖母に連れられて岸和田市のだんじり祭を見物に出かけました。
当時は「けんか祭」の異名のままにかなり乱暴で勇壮なお祭で知られ、地元の子どもではない私は、疎外感とともに羨ましく見上げたことを思い出します。
最近はずいぶん紳士的になったそうですが、それでも辻々を全速力で曲がる「やりまわし」は今も健在で迫力満点です。
先日、数年前に不思議なご縁で知り合っただんじり彫刻師の河合申仁さんの工房「賢申堂」を訪ねることができました。
祖母の家とよく似た昔ながらの古い長屋の工房はとても懐かしく、また河合さんとその仲間も、とても気持ちのいいひとたちでした。
そして彼の工房が3年以上かかって造り上げ、今年お披露目されたばかりの土生滝町のだんじりも間近で見せて頂きました。
日本のバロック建築といえる目もくらむほどの細かい細工にうっとり。
江戸時代からの歴史を持つお祭が、今も地元の人たちによって生き生きと引き継がれていることは、ほんとうに嬉しいことです。https://www.youtube.com/watch?v=H6qejpjFpnk だんじり、山鉾、山笠などの山車はすべて四輪の車両ですが、その意匠のルーツを辿ると、大阪ー京都間の大動脈であった淀川を歌舞音曲を奏しながら往き来した貴人の御座船だったとのこと。
たしかに遠目には、人波に浮かぶ豪華な船のようです。だんじりについてくわしくお知りになりたい方は、篠笛奏者でだんじり研究家の森田玲さんの『日本だんじり文化論』(創元社)がお薦めです。
地域の信仰に根ざした歴史あるお祭文化は、日本の誇るべき宝です
*画像・内容は籔内佐斗司氏よりお借りしました。
#愛知県#愛知#名古屋市#名古屋#岐阜県#岐阜市#三重県#四日市市#神奈川県#鎌倉市#東京都#東京#高松市#石川県#金沢市#美術#展示会#美術品#絵画#版画#陶器#木彫#ブロンズ#籔内佐斗司#ガラス工芸品#買取#高価買取#オークション#原画#委託販売#彫刻#美術品#買取#版画買取#絵画買取#田村和彦#原画価格#籔内佐斗司価格#美術館#画廊#籔内佐斗司#展示会#artbond#ARTBOND#アートボンド#代表取締役田村和彦#KAZUHIKO TAMURA#kazuhiko tamura#名古屋市田村和彦#名古屋田村和彦