日別アーカイブ: 2023年7月21日

NHK大河ドラマ特別展「どうする家康」

大河ドラマを見てらっしゃる方も見てらっしゃらない方も是非・・・・・・・

岡崎市美術博物館でご覧ください。

 

戦国乱世を駆け抜け、260 年にもおよぶ泰平の世の礎を築いた徳川家康。
本展では、彼の生涯において重要なターニングポイントとなった出来事を、全国から厳選を重ねた国宝・重文50 件以上をはじめとした、約150 件の優品をとおして紐解いていきます。また織田信長・武田信玄・徳川四天王など、様々な形で家康に影響を与えた人物ゆかりの資料も交え、家康が迫られた決断や、人物像を浮き彫りにしていきます。
幾多の「どうする」に満ちた家康の生涯を、大河ドラマとは違った角度からご覧ください。
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主催 : 岡崎市美術博物館、NHK名古屋放送局、NHKエンタープライズ中部
協賛 : 凸版印刷、ハウス食品グループ
制作協力 : NHKプロモーション
会期 : 令和5年7月1日(土曜日)から8月20 日(日曜日)
休館日 : 毎週月曜日(ただし7月17 日(月曜日・祝日)は開館)、7月18 日(火曜日)
開館時間 : 午前10 時から午後5時(入館は午後4時30 分まで)
会場 : 岡崎市美術博物館
観覧料 : 一般1,500 円(1,400 円)/小中学生750 円(700 円)
*( )内は20 名以上の団体料金

*岡崎市在住・在学の小中学生は無料(要証明書)
*岡崎市在住・在学・在勤の方は一般料金から300 円引(要証明書)
*未就学児は無料

*各種障がい者手帳の交付を受けている方とその介助者1名は無料
*展覧会限定フリーパス「Limi‐pass(リミパス)」は2,500 円
*どうする家康岡崎大河ドラマ館入場券の半券提示で、団体料金に割引

展覧会構成    ●:国宝 ◎:重要文化財

第1章 家康誕生−今川からの独立と三河平定

天文11 年(1542)12 月26 日、家康は岡崎で生まれました。家康は今川義元配下の有力武将として成長しますが、永禄3年(1560)、桶狭間にて義元が討ち死にしてしまいます。
主君を失った家康は、自立を決断し、織田信長と同盟を結びます。家臣団が分裂する大きなピンチを乗り越え、永禄9年に三河統一を果たしました。そして名字を松平から徳川に変え、ここに戦国武将家康が誕生しました。
〔主な展示資料〕

◎白檀塗具足               静岡・久能山東照宮博物館
◎色々威胴丸具足(酒井忠次所用)  山形・致道博物館

重要文化財  白檀塗具足
(静岡・久能山東照宮博物館)

重要文化財  色々威胴丸具足 酒井忠次所用
(山形・致道博物館)

 

第2章 戦国乱世の選択−今川・武田との抗争

三河を平定した家康は遠江へ進出し、今川氏を攻め立てます。しかし、その過程で家康と武田信玄の関係は徐々に悪化し、ついには敵対しました。元亀3年(1572)、家康は三方ヶ原の戦いで信玄に大敗を喫し、危機的な状況に陥ります。
信玄の死により難を逃れた家康は、長篠の戦いで快勝、そして天正10 年(1582)に武田氏を滅ぼし、14 年に及ぶ争いに終止符を打ちます。しかしその数か月後、本能寺の変で織田信長が亡くなり、ポスト信長の激動の中で、家康は決断に迫られます。
〔主な展示資料〕

● 徳川家康起請文           山形・米沢市上杉博物館
◎ 松平家忠日記             東京・駒澤大学図書館
● 太刀 銘 長光(号 大般若長光)  東京国立博物館     新着!
◎ 織田信長座像             京都・総見院        新着!
徳川家康書状 朽木輝孝宛     岡崎市美術博物館    新着!

国宝 徳川家康起請文
(山形・米沢市上杉博物館)

重要文化財 織田信長座像
(京都・総見院)

国宝 太刀 銘 長光(号 大般若長光)
(東京国立博物館)

徳川家康書状 朽木輝孝宛
(岡崎市美術博物館)

 

第3章 豊臣大名徳川氏−豊臣政権下の家康

旧武田領を手中に収め、五か国を領有する大大名となった家康は、羽柴秀吉と対抗し、天正12 年(1584)に小牧・長久手の戦いが起こります。
戦いは秀吉優位で決着し、豊臣政権下の一大名となった家康は、天正18 年(1590)に小田原征伐に参陣します。戦後、家康は江戸入りし、現在の大都市東京につながる街づくりがはじまります。
〔主な展示資料〕
● 太刀 銘 信房作           山形・致道博物館
● 豊臣秀吉朱印状            山形・米沢市上杉博物館

◎ 黒糸威二枚胴具足          東京国立博物館           新着!

 

重要文化財 黒糸威二枚胴具足
(東京国立博物館) 出典:ColBase (https://colbase.nich.go.jp)

 

国宝 太刀 銘 信房作
(山形・致道博物館)

 

第4章 天下人への道−関ヶ原から江戸開府

秀吉の死後、家康は自身の力を増すために、着々と事を進めていきます。一方で石田三成らとの対立が先鋭化し、慶長5年(1600)関ヶ原で対決します。
天下分け目とも言われるこの戦いに勝利した家康は、慶長8年に征夷大将軍に任じられ、名実ともに天下人として歩みはじめていきます。
〔主な展示資料〕
◎徳川家康坐像    京都・知恩院
◎関ヶ原合戦図屏風 大阪歴史博物館

重要文化財  徳川家康坐像(京都・知恩院)

第5章 大御所時代−駿府の生活と大阪の陣

慶長8 年(1603)、家康は征夷大将軍に任じられますが、わずか2年後、息子の秀忠にその職を譲りました。その後も家康は「大御所」として、江戸幕府の礎を固めていきます。その活動は内政・外交・文化面と多岐に渡り、現在に伝わる遺品の数々は、大御所時代の家康の生活を雄弁に物語ってくれます。
〔主な展示資料〕
◎ 洋時計                  静岡・久能山東照宮博物館
● 熊野懐紙「深山紅葉・海辺冬月」  京都・陽明文庫

◎ 駿河版銅活字                  東京・凸版印刷株式会社 印刷博物館    新着!

重要文化財  洋時計
(静岡・久能山東照宮博物館)

重要文化財 駿河版銅活字
(東京・凸版印刷株式会社 印刷博物館)

 

第6章 東照大権現−家康、神となる

元和2年(1616)4 月17 日、家康は駿府城内で他界しました。遺体は家康の遺言に従い、久能山に葬られ、翌年日光に改葬されました。家康の神号をめぐっては、天海と崇伝の間で論争が起きますが、最終的に「東照大権現」に決着しました。
その後東照宮は各地に建てられ、江戸の太平の世のみならず現代まで崇敬が続いています。
〔主な展示資料〕
以心崇伝像    京都・金地院
家康天海対座図 東京・現龍院

関連イベント(すべて事前申込制)

🌸講演会

  1. 家康と忠勝
    講師:平野明夫 氏 (國學院大學兼任講師)
    日時:7月8日(土曜日) 午後2時から4時 ※3時30分から村岡幹生 氏によるコメント
  2. 天文16年の竹千代をめぐる織田・今川
    講師:村岡幹生 氏 (中京大学名誉教授)
    日時:7月9日(日曜日) 午後2時から4時 ※3時30分から平野明夫 氏によるコメント
  3. 元亀・天正争乱と徳川家康
    講師:平山優 氏 (健康科学大学特任教授・大河ドラマ時代考証)
    日時:7月23日(日曜日) 午後2時から3時30分
  4. 家康の「国家」戦略
    講師:柴裕之 氏 (東洋大学非常勤講師・大河ドラマ時代考証)
    日時:8月11日(金曜日・祝日) 午後2時から3時30分

[講演会共通] 会場:当館1階セミナールーム/開場:午後1時30分/定員70名/料金:無料
※会場は当館近隣施設に変更する場合があります

🌸 スペシャルギャラリートーク

  • 本展企画委員による、刀剣”だけ”の説明会!

講師:高橋哲也 氏 (静岡市美術館学芸員)
日時:7月30日(日曜日) 午後2時から3時
会場:当館展示室
定員:20名
参加費:無料(ただし、当日の観覧チケットが必要です)

  • 当館学芸員によるギャラリートーク

講師:当館学芸員
日時:7月17日(月曜日・祝日)、7月29日(土曜日)、8月6日(日曜日)、8月17日(木曜日) すべて午後2時から3時
会場:当館展示室
定員:20名
参加費:無料(ただし、当日の観覧チケットが必要です)

🌸ワークショップ

  1. 心とからだを整えるアロマテラピー
    天然精油で手のひらサイズのアロマ作り
    講師:aromanomori 森恵美 氏
    日時:7月15日(土曜日) 午後2時30分から4時30分
    会場:館内レストラン YOUR TABLE
    定員:20名(小学3年生以下は保護者同伴)
    参加費:2,000円(ワンドリンク+ケーキ付)
  2. ジブンだけの花押、ホシくない?
    花押を知り、自分だけの花押を作れます!
    講師:当館学芸員
    日時:8月13日(日曜日) 午後2時から3時30分
    会場:当館1階セミナールーム
    定員:20名
    参加費:無料

👉申込方法 (すべてのイベント共通)

 ●はがきでの申込
  はがきの裏面に希望のイベント名(講演会は番号、ギャラリートークは希望日も)、参加者の郵便番号・住所氏名・電話番号を明記のうえ、お申込みください。
  ※参加者1名につき1応募(はがきまたは電子申請)のみ
  ※1枚のはがきで複数のイベントの申込ができます
  ※応募多数の場合は抽選
  • 申込締切 6月8日(木曜日)必着
  • 申込先 〒444-0002 岡崎市高隆寺町峠1 岡崎市美術博物館
    「どうする家康」イベント係

巡回情報

【東京展】 三井記念美術館
 会期 令和5年4月15日(土曜日)から6月11日(日曜日)
 数々の屏風と美術品で辿る家康の戦国泰平絵巻!
【岡崎展】 岡崎市美術博物館
 会期 令和5年7月1日(土曜日)から8月20 日(日曜日)
 家康ゆかりの優品を彼の生涯に紐づけて紹介!
【静岡展】 静岡市美術館
 会期 令和5年11月3日(金曜日・祝日)から12月13 日(水曜日)
 御分物から駿府に集まった刀工まで家康ゆかりの名刀クロニクル!

新着情報

  • 3月10日(金曜日)更新!

本展の音声ガイドのナビゲーターを、大河ドラマ「どうする家康」で於愛の方を演じる俳優・広瀬アリスさんが担当することになりました。
専用の音声ガイド機を持ち歩きながら展示を見ることで、展示作品の魅力をより詳しく学んでいただけます。

1 貸出期間 展覧会会期中

2 貸出料金 音声ガイド機 1台 650円

  • 3月17日(金曜日)
    展示資料情報、イベント情報を更新しました
  • 6月13日(火曜日)更新!
    武将隊×美術博物館NHK大河ドラマ特別展「どうする家康」オープニングイベント「出陣じゃあ!」を開催します。 ※イベントは終了しました
    出演者 グレート家康公「葵」武将隊 徳川家康、酒井忠次、榊原康政

 

 

関連資料

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お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000 | ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00から17:00まで(最終の入場は16時30分まで)