「ポップアート」カテゴリーアーカイブ

良いお年をお迎えください

年末年始のお休み

休業日:12月28日(火)より1月5日(水)

1月6日(木)より通常営業となります。

尚、弊社顧客様に関しましては休業日内でもお問い合わせ・ご連絡はいつでも可能でございます。

HOTLINEでお気軽にどうぞ


 

本年もコロナ禍の中、皆様には大変お世話になりました。

皆様ありがとうございました。

また弊社顧客様には本年も大変お世話になり感謝を申し上げます。

本年もありがとうございました。

 

本年はコロナの影響により、いくつもの企画展が中止になったり自粛時間が長く大変影響を受けた一年になりました。

その反面、多くの出会いや新しい事業の展開もあり例年には無い一年でもありました。

いろいろな出会いをありがとうございました。

 

本年も残り僅か、皆様良いお年をお迎えください。

 

来年も宜しくお願い申し上げます。

 

一日も早くコロナが収束しますように!

 

artbond          kazuhiko tamura

 

Minimal/Conceptual: Dorothee and Konrad Fischer and the Art Scenes in the 1960s and 1970s

愛知県美術館にて来年1月から開催されます企画展のご紹介です。

現代美術史を語るには外せないミニマルアートがいよいよやってきます。

是非、ご覧ください^^

 

ミニマル/コンセプチュアル

ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術

Minimal/Conceptual: Dorothee and Konrad Fischer and the Art Scenes in the 1960s and 1970s

カール・アンドレ《雲と結晶/鉛、身体、悲嘆、歌》
1996年 2組の144個の鉛のブロック
ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館
Ⓒ Carl Andre/VAGA at ARS, NY/JASPAR, Tokyo 2021 G2678

 

※「ご来館されるみなさまへのお願い」をよくお読みの上、ご来館ください。

 

ミニマル・アートという言葉は、作家の個性を示すような表現性を捨て去り、幾何学的で単純なかたちの絵画や彫刻を制作した、1960年代アメリカの新しい美術動向の呼称として広まりました。

その代表的な作家であるカール・アンドレとダン・フレイヴィンは、自ら手を動かすことをやめ、工業的に生産された金属の板やブロック、既製の蛍光灯などを用いて作品を制作しました。

そうした状況のなかで、ソル・ルウィットは物理的な作品よりも、その構成の規則となるコンセプトこそが重要であるとして、コンセプチュアル・アートへの道を開きます。

アートにとって最も重要なのはコンセプトであるとする考え方は、同時多発的に国際的な広がりをもっていました。

たとえば、ドイツのハンネ・ダルボーフェンは、数字の計算という思考の過程それ自体を作品として提示し、ニューヨークを拠点とした河原温は、起床時間を記した絵葉書を知人に毎日送り続けました。

フランスのダニエル・ビュレンは、場を異化するストライプ模様を街中などのさまざまな場所に設置し、イギリスのギルバート&ジョージは、自らを生きた彫刻とみなし、彼らの日常それ自体がアートであると考えました。

ドロテ&コンラート・フィッシャー夫妻は、1967年にデュッセルドルフにギャラリーを開き、同時代の国際的な動向をいち早く紹介しました。

本展では、ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館の全面的な協力のもと、フィッシャー・ギャラリーが保管していた貴重な作品や資料、ならびに日本国内に所蔵される主要な作品を通じて、全18作家の活動から1960-70年代のミニマル・アートとコンセプチュアル・アートを振り返ります。

 

基本情報

[会期]
2022年1月22日(土)~3月13日(日)
[会場]
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
[開館時間]
10:00〜18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
[休館日]
毎週月曜日
[観覧料]
一般 1,400(1,200)円
高校・大学生 1,100(900)円
中学生以下無料※( )内は前売券および20名以上の団体料金です。
※上記料金で、同時開催のコレクション展もご覧になれます。
※「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」のいずれかをお持ちの方、また、その手帳に「第1種」または「1級」と記載のある方に付き添われる方は、1名まで各料金の半額でご観覧いただけます。愛知県美術館チケット売場またはローソンチケット(Lコード:42127)にてお買い求めいただき、当日会場で、各種手帳(ミライロID可)をご提示ください。
※チケットは愛知県美術館チケット売場、ローソンチケット(Lコード:42127)、主要プレイガイドなどで販売します。
[主催等]
[主催] 愛知県美術館、日本経済新聞社、共同通信社

[共催] ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館

[後援] 大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、ゲーテ・インスティトゥート東京

[協力] 日本航空

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出品作家

カール・アンドレ、ダン・フレイヴィン、ソル・ルウィット、ベルント&ヒラ・ベッヒャー、ハンネ・ダルボーフェン、河原温、ロバート・ライマン、ゲルハルト・リヒター、ブリンキー・パレルモ、ダニエル・ビュレン、リチャード・アートシュワーガー、マルセル・ブロータース、ローター・バウムガルテン、リチャード・ロング、スタンリー・ブラウン、ヤン・ディベッツ、ブルース・ナウマン、ギルバート&ジョージ

 

図版上から:

ハンネ・ダルボーフェン 《7月1日―31日の賃金・給与リスト、 1968年7月25日》
1968年 ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館 © VG BILD-KUNST, Bonn & JASPAR, Tokyo, 2021 G2678; Photo: Achim Kukulies, Düsseldorf

ダニエル・ビュレン 《定まらないフォルムの絵画》
1965年 国立国際美術館 © DB – ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2678

見どころ

 ドロテ&コンラート・フィッシャー夫妻は、1967年にデュッセルドルフにギャラリーを開き、同時代の国際的な美術動向をいち早く紹介しました。当時の若い作家たちは、1950年代にアメリカを中心に大きな影響力をもっていた抽象表現主義と呼ばれる動向に対して、憧れを抱きつつも同時に反発もしていました。

彼らは、抽象表現主義の絵画に認められる、直観的な色彩やフォルムの配置、絵具に残された身振りの痕跡といった作家の個性を示すような表現性を捨て去って、幾何学的で単純なかたちの絵画や彫刻を制作しました。

こうした新たな動向は、批評家たちによってミニマル・アートと呼ばれ始めます

 

 

図版上から:

ドロテ・フィッシャーとコンラート・フィッシャー
1969年 (撮影:ゲルハルト・リヒター) Photo: Gerhard Richter

ダン・フレイヴィン《 無題(タトリンのためのモニュメント)》
1967–70年 東京都現代美術館 © 2021 Stephen Flavin / ARS, New York / JASPAR, Tokyo G2678

 

その代表的な作家のひとりであるカール・アンドレを、フィッシャー・ギャラリーは最初の展覧会で取り上げました。

アンドレは工業的に生産された金属の板やブロックを用いて作品を制作しました。

従来、作家によって完成された作品は、確固たる存在としてその地位が保証されてきましたが、互いに固定されることのなく床に並べられたアンドレの作品は、容易に解体され再構成されうるもので、作品を一切改変できないものとする考え方を大きく揺るがしました。

同様に1960年代にフィッシャー・ギャラリーで紹介されたダン・フレイヴィンは、既製品の蛍光灯を用いて作品を制作しました。

人工の光を用いて作品を制作する作家はほかにもいましたが、多くの作家が自由に変形できるネオン管を用いたのに対して、フレイヴィンはあえて規格化された蛍光灯を用いて、制作に直観的な判断が入り込む余地を排除したのです。

ソル・ルウィットが、1968年にフィッシャー・ギャラリーで発表した新作《隠された立方体のある立方体》を実現するために、コンラート・フィッシャーに送った作品の制作指示書は、当時のミニマリストの作品制作のあり方をよく示しています。

作品はもはや作家の手を一切介さずに、各部の寸法や塗装の方法などが記された制作指示書を通じて、技術者によって実現されたのです。

 

 

図版上から:

フィッシャー・ギャラリーにおけるソル・ルウィット《隠された立方体のある立方体》の展示
1968年 © 2021 The LeWitt Estate; Photo: Fred Kliché

ソル・ルウィット《隠された立方体のための提案》
制作年不詳 ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館 © 2021 The LeWitt Estate; Photo: Achim Kukulies, Düsseldorf

 

ミニマリストたちによって、新たなアートのあり方が提示されていく状況のなかで、芸術制作において最も重要なのは、作品の構成を決定するコンセプトであるという考え方が現れはじめます。

先述のソル・ルウィットは、1967年に「コンセプチュアル・アートに関する断章」というテキストを発表するとともに、制作のコンセプトそれ自体を積極的に公開していきます。

1975年のフィッシャー・ギャラリーにおける個展の招待状には、同展で発表された壁面ドローイングを制作するために、技術者に伝えられた制作指示が記されています。

物理的な作品よりもコンセプト自体を重視していく態度は、数字の計算という思考の過程を提示するハンネ・ダルボーフェンや、起床時間を記した絵葉書を知人に毎日送り続けた河原温にも認められます。

二人組の作家であるギルバート&ジョージは、自らを「生きた彫刻」とみなして、彼らの日常それ自体がアートであると考えました。

それゆえ物理的な作品として残されるのは、彼らの行為の記録であって、たとえば《アーチの下で(ボックス)》は、「歌う彫刻」として彼らが各地で実演した際の、記録写真や招待状などを収めたものです。

 

図版上から:

ソル・ルウィットの展覧会「4つの壁の4つの縁から生じる線」の招待状
1975年 ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館 © 2021 The LeWitt Estate; Photo: Achim Kukulies, Düsseldorf

ギルバート&ジョージ《アーチの下で(ボックス)》
1969年 ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館 © 2021 Gilbert & George; Photo: Achim Kukulies, Düsseldorf

 

1960-70年代は、社会的な変革と連動しながら、アートにおける新しい価値観が次々に生まれた時代でした。

そこで生まれた価値観や考え方は、今日の現代美術の源流をなすものであると言っても過言ではないでしょう。

本展では、デュッセルドルフのノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館の全面的な協力のもと、フィッシャー・ギャラリーが保管していた貴重な作品や資料、ならびに日本国内に所蔵される主要な作品を通じて、全18作家の活動から1960-70年代のミニマル・アートとコンセプチュアル・アートを振り返ります。


図録

『ミニマル/コンセプチュアル:ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術』

3,500円(税込)※ミュージアムショップ特別価格
全328ページ
[発行]株式会社共同通信社
[ISBN-13]978-4-7641-0730-4


関連イベント

 


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お知らせ

年末年始のお休みのお知らせです。

休業日12月28日(火)より1月5日(水)まで

1月6日(木)より通常営業となります。

尚、弊社顧客様に関しましては休業日内でもお問い合わせ・ご連絡はいつでも可能でございます。

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宜しくお願い申し上げます。

 


 

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カビ??

今年も何件かお問い合わせ・補修を承りましたが、先週にメールでお問い合わせを頂き昨日お電話でお話を致しました。

所有されている版画作品(作家・作品名は割愛致します)にカビが発生しているかも?どうしたら良いですか?との内容でした。

画像を送ってもらいましたが、どうもカビのような感じですのでメールでお預かりをする為の書式のやり取りをして弊社に送ってもらう流れとなりました。

15年くらい前に大阪で購入して現在は桑名市にお住まいだそうで、ずっと箱に入れたままにしていたそうです。

お部屋の掃除をしていて何年?ぶりに箱を開けてみると・・・・???こんなうすい斑点があったかな?という事でネットで調べて弊社にご連絡を頂いたそうです。

ちなみに共箱・にも斑点があるそうです*_*

現品を見てからになりますが、版画の場合は補修が可能なものと不可能なものがございますので現品を確認後ご相談させて頂く予定です。

カビが発生してからでは遅いです。

大事な作品、皆様も是非一度お手持ちの作品をご確認ください。

 


 

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💓胸いっぱいの愛を💓

昨日お伝えしたように今月22日から開催されます鶴田一郎美人画の世界瀬戸展の新聞折込広告が完成しました。

7/19(月)の中日新聞朝刊に折込予定となっております。

折込地域は瀬戸市・尾張旭市です。

 

 

岡崎展で発表しました下記作品も展示致します。

まだご覧になってない方は現品を一度是非ご高覧ください。

 


現在アートフレームでも人気を博しており、また作品としても大人気で早々と完売となり代表作としても有名な「永遠の愛」を一層キュートな女性にブラッシュアップ。
高く結えた髪、手にした花へのまなざし… 希望に溢れ、未来に向かう女性の姿、
抱えきれない程のチューリップの花束が「溢れる愛」を表現しています。

溢れるほどの愛を、大切なあの人へ。
「胸いっぱいの愛を」(ED:120)
ジクレー版画
制作年:2021年
額装サイズ:590 × 595 mm
イメージサイズ:410 × 410 mm

 

 

*まるで白日夢でも見ているかのような幻想的な世界に引き込まれる作品です。2017年麻紙に描かれ霞がかった肌の色が印象的な原画を2021年待望の版画化されました柔らかな陽光に浮かぶ白日の日は「ミューズ」のやさしさに似ている・・・・

*白日の月  ED50

ジクレ作品

制作年2021年

額装サイズ715×913㎜

イメージサイズ530×727㎜

フレームカラー:シルバー

 

*ベーシック版でも人気な「ギムレット」なクールなライムグリーンの瞳に・・・ギムレットのカクテル言葉は「遠い人を想う」レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説「長いお別れ」主人公で探偵フィリップマーロウが好んで飲むお酒「ギムレットには早すぎる」というセリフはあまりにも有名です

ギムレットSE  ED10

ジクレ作品+手彩

制作年2021年

額装サイズ635×555㎜

イメージサイズ478×399㎜

フレームカラー:ブラック

 

THE鶴田一郎的な版画作品、人気が出る事間違いなしでしょう!

ギムレットSEも限定10枚だけの発表で・・・・瞳に手彩が入った作品です。

現時点で残り枚数4枚となっているそうです

作品の詳細・価格等は展示会場にてお気軽にお尋ねくださいませ。

 


コロナ感染対策のご協力をお願い致します。

・会場ではエアコン空気流動・換気を行います。会場内ではソーシャルディスタンス(社会的距離)を保ってください。(最低1m以上)

・三密を避けるために混雑した場合は入場制限を致します。ご了承ください。

・会場入口にアルコール消毒液を設置しますので入場前に手洗い・消毒をお願い致します。

・入場時に非接触体温計にて検温を致します。37.5℃以上熱の方のご入場は出来ません。

・咳エチケットの為、必ずマスク着用をお願い致します。

・スタッフは感染防止の為、マスクを着用させて頂きます。

万が一、コロナ感染者が発生した場合、迅速に対応する為に保健所等へ提出するご来場者様の連絡先名簿の制作を行います。入場時にお名前・連絡先電話番号・住所のご記載をお願い致します。また頂いた情報は必要に応じて保健所等の公的機関へ提出する事以外には使用致しませんので何卒ご理解、ご了承の程お願い致します。


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