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カビ発生!!

先月にお問い合わせを頂きました。

リトグラフ作品を購入以来ずっと箱に入れてしまってあったそうですが、久々に部屋に飾ろうと思って箱から出すと作品の状態が??なので見てくれないか!との内容でした。

今から30年?程前に購入されたリトグラフ作品です。

お互いの日程が合いましたので先日展示会場へお持ち頂きました。

まず箱の匂いで違和感を感じ作品を箱から黄袋を出した時点で黄袋に斑点模様があり、裏&表面も確認して所有者さんにはカビの疑いが強いので額装を開けて確認する必要がある旨を伝えOKを頂いて額装を開けました。

 

額装に入っていると画像ではわかりにくいですが・・・・

 

 

 

 

 

額装から取り出したシートです。

 

 

拡大して見ると・・・

 

 

 

 

 

シート裏面です・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように裏面にカビが発生した事案となっておりました。

原因は明らかに箱に入れたまま長年(20年?以上)押し入れのような場所に置いてたそうなので、湿気の多い場所に長時間確認もせずに保管していたことが原因です。

大事に保管されていたそうですが、逆にカビが発生する事態になったようです。

過去いろいろご相談も受けておりますが、お部屋やご自宅に掛けていてカビが発生するケースは稀でございます。

台所やお風呂の近くに掛けた場合にカビが発生した事例は他業者さんから聞いたことがありますが、それ以外はあまりありません。

 

掛ける時は湿気がたまる場所や多い場所は避ける必要があります。

 

また保管時には箱に滲んだような模様ができたりカビ臭い?匂いがしたり→黄袋に斑点が出来たり→額裏の金具等に斑点模様が付いたりしてきた→等々カビ発生の注意が必要です。

 

最初は高価で気にかける作品も自分の生活の中に馴染むと気にもなりません。絵・美術品は生活スタイル・意識の向上に最適と言われておりますように、それで良いのです。

ただ時々、額についたホコリを取ってあげたり綺麗にしてあげてください!そうすると現在の状況も知る事も出来ます。

額の左右上下を正したり、ホコリを取ったり、たまには表面を綺麗に拭いて頂いている方からはカビ発生のお問い合わせを受けた事はございません。

大切で大事な作品、気を付けてください。

どうぶつ百景―江戸東京博物館コレクションより

4月11日(金)から愛知県美術館にて開催されます企画展のご案内です。

🐶ちゃん・🐱ちゃんと一緒に素敵な時間を過ごしている皆様にご覧頂きたい企画展です💓

是非、ご覧ください!

 

 

本展は、東京都江戸東京博物館とパリ日本文化会館が2022年にパリで共同開催した「いきもの:江戸東京 動物たちとの暮らし」展をさらに拡充したものです。

江戸時代、長く続いた平和を背景に発展した江戸の街で、人々の暮らしと動物は密接に結びついていました。

人々は、犬や猫などを家族の一員として可愛がり、牛や馬などと共に労働し、鳥や虫の鳴き声から四季を感じ取っていました。

明治10(1877)年に来日した米国の動物学者エドワード・S・モースは、市井の人々がこうした動物を親切に扱うことに驚きます。

彼は、親しみを込めて猫を「さん」付けして呼ぶ人々や、路上の動物を避けて通行する人力車の車夫、草履を履き日除けをつけてもらった荷牛などについて日記に記しました。

人々にとって動物が身近であったことは、様々な生き物のかたちを着物や装身具、玩具のデザインに取り込んだことからも読み取れます。

 

スケジュール 2025年4月11日(金)〜2025年6月8日(日)

開館情報

時間
10:00 〜 18:00
金曜日は20:00まで
休館日
月曜日
5月5日は開館
5月7日は休館
入場料 一般 1500円、大学生・高校生 1000円、中学生以下 無料
展覧会URL https://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/post_1.html
会場 愛知県美術館
https://www-art.aac.pref.aichi.jp/index.html
住所 〒461-8525 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2

アクセス 地下鉄名城線・東山線栄駅4番出口より徒歩2分、名鉄瀬戸線栄町駅4番出口より徒歩2分
電話番号 052-971-5511

贋作のお問い合わせ

一昨日に新規の方よりお問い合わせを頂きました。

某ショッピングサイトにある作品が出品されているが、本物ですか?との内容です。

現在、新規の方に真贋の判定判断については一切お断りをしている事をお伝えをして、ご納得して頂いたのですが、個人的に興味もあったので一度そのサイトを見てみますね!とお答えをして・・・何かわかったらブログに掲載しますのでブログをチェックしてくださいと電話を切りました。

そしてサイトを見て見ると作品の写真が掲載されておりサイン・EDも明確に写っており、価格はとんでもなく低価格がついており作品は過去にどこかで見た印象もありました。

売主?さんのコメントには業者の名前など具体的に載っておりましたが、何か違和感を感じる内容でした。

そこでワード検索してみると同じ内容で掲載されいるいくつかの違うサイトあり、すべて同じ内容で出品されておりました。

そのサイトを調べてみると、どうも詐欺?サイトのようです。

その筋では無いので明確にはお伝えは出来ないのですが、まず購入をしない又は手続きすらしない方が賢明でございます。

まだまだ??的な作品が多々出回っております。

安いものでは無いので真贋は最低限必要な条件かと思います。

ネット環境で購入をされる場合は細心の注意を払ってくださいませ!!

*また別の案件ですが、掲載写真をアップでみると傷があったりカビがあったり明確に贋作でしょ!という箇所があったりとビックリする内容が多々ございますのでご注意ください。

浮世絵5大スターの競演。上野の森美術館で「五大浮世絵師展 歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」が5月に開催!

本日は素敵な企画展のご案内です・・・・・・・東京・上の森美術館での開催ですが、中々国内でも見る事の出来ない海外でも有名な日本が誇る屈指の絵師五人の美人画・役者絵・風景画等々の浮世絵がご覧になれます。

わたくしも体感しに行ってきます・・・・

是非、ご覧ください!

 

 

東京・上野の森美術館にて、「五大浮世絵師展 歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」が開催される。

会期は5月27日〜7月6日

*「五大浮世絵師展 歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」 ティザーヴィジュアル

 

美人画や役者絵、風景画といった各分野で人気を博した、江戸時代の5人の浮世絵師による約140点を紹介

*葛飾北斎 冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏

 

 

女性を優麗に描いた喜多川歌麿、劇的な役者絵で人気を博した東洲斎写楽、風景・花島・人物など神羅万象を独自に表現した葛飾北斎、名所絵を中心に浮世絵に新風を吹き込んだ歌川広重、ユーモラスな画風で存在感を発揮した歌川国芳。

 

*喜多川歌麿 両国橋上橋下納涼之図(橋下の図)

 

 

*東洲斎写楽 二世嵐龍蔵の金貸石部金吉

 

 

本展では、美人画や役者絵、風景画といった各分野で人気を博した、江戸時代の5人の浮世絵師にフォーカス。その代表作を中心に、約140点が紹介される。出品作など展覧会の詳細は、後日オフィシャルサイトにて発表予定

 

*歌川広重 名所江戸百景 水道橋駿河台

 

 

*歌川国芳 小子部栖軽豊浦里捕雷

 

愛知万博20周年記念事業 特別展示 フランス・オービュッソンのタピスリー:『千と千尋の神隠し』

いよいよ来月から大阪万博が開催されますが、愛知県で開催されました愛知万博から早20年が経つそうです・・・・・

もう20年が経ちました☺

本当に時間の経過は早いですね!

そして愛知万博開催から20年を記念して・・・20周年記念事業「愛・地球博20祭」が開催されます。

皆様、是非ご覧下さい☺

 

 

2025年は、2005年日本国際博覧会「愛知万博」開催から20周年の節目となります。

これを記念し、愛知県では、愛知万博20周年記念事業「愛・地球博20祭」を開催します。

「愛・地球博20祭」では、同時期に開催される2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」との連携企画として、フランスのオービュッソン国際タピスリーセンターが制作したスタジオジブリ作品にもとづくタピスリーを、愛知県美術館において特別展示します。

フランス中央部の街オービュッソンは、15世紀頃からタピスリーが織られてきた街として知られており、2009年にはこの地方で織り上げられたタピスリーやその伝統的な技術がユネスコの無形文化遺産に登録されました。

2016年にオープンしたオービュッソン国際タピスリーセンターでは、タピスリーや絨毯の豊富な作例を通じて、その歴史や技術を紹介しています。

そして2019年からは、宮﨑駿監督のアニメーション映画から選んだ場面を、巨大なタピスリーとして織り上げるプロジェクトが進行しています。

この特別展示では、そのプロジェクト作品の一つである映画『千と千尋の神隠し』の一場面を表現したタピスリーを、日本で初めて公開します。

会場では、タピスリーの制作に関連した資料などもあわせて展示し、オービュッソンのタピスリー技術もご紹介します。

オービュッソンの伝統技術と、世界に広がるスタジオジブリ作品の魅力との豊かな結びつきによって生まれた最新のタピスリーを、どうぞご覧ください。

 

 

スケジュール 2025年4月11日(金)〜2025年8月17日(日)

開館情報

時間
10:00 〜 18:00
金曜日は20:00まで
休館日
月曜日
5月5日、7月21日、8月11日は開館
5月7日、6月9日〜7月3日、7月22日、8月12日は休館
入場料 一般 500円、大学生・高校生 300円、中学生以下 無料
展覧会URL https://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/Aubusson_Tapestry.html
会場 愛知県美術館
https://www-art.aac.pref.aichi.jp/index.html
住所 〒461-8525 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2

アクセス 地下鉄名城線・東山線栄駅4番出口より徒歩2分、名鉄瀬戸線栄町駅4番出口より徒歩2分
電話番号 052-971-5511